こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。
本日は頭痛は何科?の疑問にお答えします。
- 頭痛 内科でも大丈夫
- 頭痛 内科でもいい
- 頭痛 内科でいい
このようなワードで検索されている方がいます。
ですが、内科はお勧めできないです。
頭痛が起きた場合に行く診療科は
内科、脳神経内科、脳神経外科の3択です。
この中から内科を選択するメリットはあるか?
一緒に考えてみましょう。
取り急ぎ痛み止めが欲しい方や、既に頭痛の原因がわかっていて特定の薬が欲しい方は、内科でも良いと思います。但し、前者の場合は薬局で痛み止めを買うのと変わりません。ロキソニンやイブは薬局でも買えます。
薬局と違う点は先生が診てくれる事ですが、専門外の先生が診て、検査機器もない状況で判断するのは難しいです。そして、懸念点があれば検査機器のある脳神経外科を紹介されるでしょう。つまり、内科へ行っても特別に出来ることはないのです。
これは内科が悪いのではありません。幅広い診療科を診るが、専門分野は各領域に紹介が総合内科の基本です。
では、次に脳神経内科を選択した場合を考えてみましょう。
脳神経内科は検査機器(MRI,CT)がないところも多いので、検査機器のない脳神経内科だと仮定します。頭痛自体は普段から診ている先生です。内科の先生よりも経験豊富な可能性が高いです。先生によっては詳しく問診してくれるかもしれません。
ですが、これはどうだろうと思えば、検査機器のある脳神経外科が紹介されます。複数回掛かっても良くならない場合なども、検査するのが定石です。頭痛はまず外部でMRIを撮ってきてという方針のクリニックもあります。
頭の場合は、外側から診るだけで確定診断できる事は少ないです。数少ない例を挙げるとなれば帯状疱疹があります。副鼻腔炎は触れば検討は付きますが結局検査で脳内を診ます。よって、どこの診療科へ行っても結局MRIかCTで検査を行う事になる。このパターンが多分にあります。
これは頭痛診断で最初にやるべき事が脳疾患の否定であるためです。最初に危険な頭痛か、危険な頭痛ではないかの選別を行います。この選別に必要なのがMRIやCTなのです。
ですから、下手に二度手間になるぐらいなら、最初から検査機器のある脳神経外科を受診するのが無難です。町の脳神経外科は頭痛の患者を日常的に診ています。診療経験的に脳神経内科の先生に劣っている事もありません。
幸いにも日本はMRIが普及している国です。余程の田舎でない限り、お住まいの地域に、あるいは近くにMRIを置いているクリニック、病院が高確率あるはずです。
まとめます。
- 頭痛は検査機器のある脳神経外科をお勧めします。
- 検査機器はMRIをお勧めします。
- 特に頭痛の原因がハッキリしていない場合は、一度は脳内を精査してもらってください。
Q.貴院はどんな病院ですか?
A.横浜市青葉区にある脳神経外科、脳神経内科クリニックです。頭の検査機器はMRIです。毎日頭痛の患者様を診ています。
頭痛が起きた時の対処法
記事監修
院長 泉山 仁
・横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
・日本脳神経外科学会専門医
・日本脳卒中学会専門医
平成27年 市が尾カリヨン病院 病院長
平成29年 青葉さわい病院 副院長
令和元年 横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 開業
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科
田園都市線藤が丘駅より徒歩8分、青葉台駅より徒歩13分
診療:要予約制 診療日:月~木曜日、土曜日
初診でMRI希望の方は事前にお電話にてご予約ください。
当日のご予約も可能です。
電話番号:045-482-3800