患者様の話を聞かずに診断できるか?

こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。

本日は「患者様の話を聞かずに診断できるか?」に関する内容です。


まず、クリニックの診察スタイルは先生の意向が大きく反映されます。
どのように患者様と接するかは先生次第です。

診療所の一日の平均患者数は40人と言われています。
もちろん40人より遥かに多く患者様が来られる診療所もあります。


人数が多いと待ち患者様が溢れるため、診療は短時間になりがちです。

時間には限りがあるため、、ある程度は仕方がない部分もあります。
しかし、これが極端になり雑な診察を行う診療所があります。


具体的には

・検査結果や患者様の症状状況を説明しない

・患者様の話を聞こうとしない

・質問をすると嫌がる

・極端に短時間で診察を終える

など。


中には診てやっているとばかりに、ふんぞり返る先生もいらっしゃいます。
そのような診療では患者様は満足されないと思います。

何よりも問診という重要な判断基準を、医師自ら放棄していることになります。
これは本当に由々しき問題です。


例えば、当院にはMRIがあります。
ですが、全員に対して全く同じ検査をするのではなく、
症状の訴えから病気を推察し、都度検査内容を変更しています。

これは患者様からのヒアリングがなければ、まずできません。
患者様の話を聞くという事は診療にとって絶対に欠かせない項目なのです。


仮にそんな事をしなくも出来ると言い張る先生がいるのなら、それは神様です。

患者様の情報は問診票に書く内容が全てではありません。
絶対に情報の取りこぼしが起こります。即ち誤診に繋がります。

つまり、「患者様の話を聞かずに診断できるか?」の答えはNOです。


当院では「患者様の気持ちに寄り添う診療」をモットーにしています。

例えばMRI検査を行い結果に問題がなかったとしても、実際に画像を見せながら説明します。
患者様にご自身の症状・状況を理解してもらいたいからです。

また、不安に思っていることや、聞きたいことにはできるだけ耳を傾けております。
患者様に不安感を払拭して帰ってもらいたいからです。


他院がどうだからとか、普通はこうだからという基準ではなく、
目の前にいる患者様の表情・態度を判断基準にします。

それが一番、診療の精度を高める要素だと考えているからです。


質問しにくい先生だと、患者様が大切な事を言わなくなります。
もし患者様が心を閉ざしてしまったら聞くものも聞けません。

 

記事監修

院長 泉山 仁

・横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
・日本脳神経外科学会専門医
・日本脳卒中学会専門医

平成27年 市が尾カリヨン病院 病院長
平成29年 青葉さわい病院 副院長
令和元年 横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 開業

 
 
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科

田園都市線藤が丘駅より徒歩8分、青葉台駅より徒歩13分
診療:要予約制 診療日:月~木曜日、土曜日

初診でMRI希望の方は事前にお電話にてご予約ください。
当日のご予約も可能です。

 
混雑時はお電話に出られない場合があります。 お手数ですが、数分後にお掛け直しください。

電話番号:045-482-3800


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