こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。
閃輝暗点は非常に怖い症状が出ますよね。
特に初めて経験する方は恐怖を覚えると思います。
直感的に「これはマズい…」と思うのか
"閃輝暗点 死ぬ"でお調べになる方が結構いらっしゃいます。
その答えからお伝えします。
ほぼ死にません。
しかし、100%死なないとは言い切れません。
通常、閃輝暗点は偏頭痛(片頭痛)の前触れとして発生します。
ですが、稀に脳梗塞や脳腫瘍などの重大脳疾患から閃輝暗点が起こっている場合があります。
特に閃輝暗点後に頭痛が発生しない場合は、通常のパターンではないので要注意です。
このケースに該当しており、かつ容態が悪い場合は死に至る可能性があります。
必要以上に脅かす意味合いはありませんが、可能性は0ではないのでこのようなご回答となります。
その為、閃輝暗点の症状がある方は 【一度は検査をする】 ことを推奨します。
自分が稀な人に該当していないかを確認しておいた方が良いからです。
また問題がないと確認できれば、以後閃輝暗点が起こった時の安心感も違います。
閃輝暗点についてはこちらの動画で深く触れています。
ご自身の症状と合致しないか確認してみてください。
記事監修
院長 泉山 仁
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。