かなりのストレートネックだった患者様/診療症例1

こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科 横濱もえぎ野クリニックです。

本日はストレートネックだった患者様の症例について書きます。

今回の患者様は、右半分の頭痛、右上肢の痺れを訴えご来院されました。
お住まいが遠く片道2時間ほど掛けて来られたのではないかと思います。

なぜ当院へ来たのかとお尋ねしたところ、当院のストレートネックの記事を見て来院されたとのことでした。
ご自身はストレートネックかもしれないが、そこまで酷いことはないだろうと思っておられました。

しかし、お話を聞いてみるとお仕事柄パソコンを多用されるとのこと。
片側の痺れがあり脳疾患も疑われますが、相当なストレートネックの疑いを持ちました。

MRI検査の結果は、頭部頭蓋内に異常所見は見られませんでした。
ですが、やはり強烈なストレートネックでした。

実際の画像です。


殆ど真っ直ぐになっており、誰が見てもわかるtheストレートネックという形をしていました。
これにはご本人が一番驚いておられました。

今回はストレートネック起因の緊張型頭痛と診断しました。
また眼精疲労も原因である可能性が高いため、目のケアと猫背の矯正をお勧めしました。

湿布と痛み止めの処方を行い、軽快しない場合は再診を指示しました。
お住まいが遠いため、改善が見られれば再診は必須ではないとの判断です。
※その後再診がなかったため症状は軽快したと思われます。

ストレートネックは典型的な現代病で、多くの患者様が該当されます。
しかし、ご本人が自覚されていケースが少なくなく、当院でMRIを撮って初めて発覚する事がよくあります。

ストレートネックはレントゲンでも判別可能ですが、当院で撮るメリットは
脳疾患起因でないことを確認できる
ことにあります。
頭痛が起きている患者様に第一に確認すべきことは、脳に重大疾患が発生していないかです。
脳疾患は最悪の場合、死に至る可能性があるからです。

またMRIの頭部撮影で首を撮るクリニックは限られています。
あくまで頭蓋内疾患の疑いとして検査する場合、頭のみしか撮らないケースはままあります。

当院ではストレートネックが気になるとお伝えいただければ、同時に首も撮影します。
これに追加費用は発生しません

当院への受診をお考えの方へ

以下の記事にて当院の特徴をまとめております。
是非ご覧くださいませ。

頭痛外来をお探しの方へ
https://www.ymc3838.com/column/2283/

記事監修

院長 泉山 仁

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医

35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。

 

横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科
診療日:月~木曜日、土曜日 駐車場あり

〒227-0048 神奈川県横浜市青葉区柿の木台4-7
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