こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科 横濱もえぎ野クリニックです。
今日は脳出血に関する情報を書いていきます。
脳出血とは?
脳内の細かい血管が破れ出血を起こした状態を脳出血と言います。
脳内出血と表現される場合もあります。意味は同じです。
高血圧、動脈硬化に起因する発症が多くみられる病気です。
脳出血の詳しい説明は下記ページをご覧ください。
脳出血
脳出血の死亡率は?
脳出血の死亡率は約1割です。(年代、性別不問の場合)
同じく脳の血管が破れる、くも膜下出血と比べると致死率は低いですが、
部位と出血量によっては後遺症が残る可能性が高い病気です。
頭痛、麻痺、嘔吐、意識低下などが代表的な自覚症状です。
自覚症状が認められないケースもありますが、
「何かおかしい」と感じて受診された結果、発覚するケースも多々あります。
くも膜下出血と比べると自覚症状が軽微な傾向にあり、自力で動ける可能性が高いため、
クリニックでの発覚率はくも膜下よりも多いです。
ですが、脳出血は死亡に至る場合があり、軽視できません。
先日も日本テレビの河村亮アナ(54歳)が脳出血で亡くなりニュースになりました。
※2022年5月16日のニュースです。
「念のため検査を…」で助かるケースがあります。
実際に当院でもMRI検査で脳出血の方が見つかります。
クリニックに検査を受けに来た場合、
症状に差異はあれど自力で病院までたどり着ける状態であるため、
手遅れになる前に発見できる可能性が高いです。
当院で脳出血が見つかった方でも
後日元気になって顔を見せにこられる方はおられます。
当院では、受診日当日にMRIの撮影から結果説明までを全て行います。
即日撮影、即日結果説明です。
これは「早期発見で助かる方をできるだけ救いたい」という思いを反映しています。
大病院では、1回目は診察のみ、2回目はMRI撮影のみ、3回目に結果説明というパターンも珍しくありません。
脳神経外科クリニックでも、数日後になったり、要予約であることはままあり、
必ずしも受診当日の検査、結果説明があるわけではありません。
気になる症状がある方や不安な方、当院で検査可能です。
お電話にてお気軽にお問い合わせください。
記事監修
院長 泉山 仁
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。