こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。
今日は「脳神経外科とは?」という疑問にお答えしていきます。
脳神経外科は知名度の高い診療科ですが、
一度も受診されたことがない方も少なくないと思います。
大病院での脳神経外科は、頭の手術を行う診療科です。
頭部のケガも脳神経外科の範囲となります。
そのため、命に直結する診療科⇒怖いというイメージをもたれがちです。
ですが、クリニックの脳神経外科は少し違います。
まず設備がないため手術はやりません。
処置を行うのは軽い頭部の傷をホッチキスで止める、あるいは数針縫う程度のケガまでです。
表面のケガには対処できますが、深部に達している外傷はクリニックでは対応できません。
外科といっても処置以外の要素が大きいのが、街の脳神経外科です。
診療対象の患者様で一番多いのは頭痛です。
それ以外にはめまい、しびれ、頭をぶつけた、気を失った、痙攣といった症状や
脳疾患後遺症、脳疾患後の通院、認知症、神経系疾患などが対象です。
脳神経外科と脳神経内科には似通った部分があり、外科という名称ながら
外科以外の要素が多分に含まれているのです。
診察は他の診療科と大きく違うことはありません。
怖いとすれば、CTやMRI検査後の結果説明ぐらいでしょうか。
恐怖心を抱く場面があるとすれば、その時ぐらいです。
脳神経外科だからといって特別構える必要はありません。
当院では院長を模した猫をマスコットキャラクターにしています。
脳神経外科は敷居の高い診療科ではない事を伝えたいと同時に
馴染みやすい、親しみやすいクリニックを目指している証でもあります。
この記事を読んでいただいたのも何かのご縁かと思います。
こんなクリニックもあるのだと、心のどこかに留めておいてもらえたら幸いです。
記事監修
院長 泉山 仁
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。