こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。
本日は検査で重大な脳疾患が見つかった場合のご案内についてお話します。
脳梗塞、くも膜下出血、脳卒中など、重大疾患が見つかった場合、
まずは即座に治療を行うべきかを判断します。
急性期(現在進行形)なのか、過去に発生したものかはMRI画像を見て判断できます。
急性期の場合には、すぐに大きな病院への移送手配を行います。
放置すると重大な後遺症を引き起こしたり、死に至る可能性があるためです。
緊急性が低い急性期の場合は、翌日以降に大病院で受診してもらう手配を行います。
当院の主な紹介先は横浜新都市脳神経外科病院、昭和大学藤が丘病院、横浜総合病院です。
聖マリアンナ医科大学病院への紹介も行います。
※新都市病院は神奈川県内で脳梗塞、脳動脈瘤の治療実績1位の病院です。
特に新都市病院様、藤が丘病院様とは連携を強化しておりスムーズな移送を実現しています。
事前に患者様の容体と情報を移送先にお伝えした上での手配が可能です。
場合によっては当日出勤している医師に直接連絡を入れます。
急性期の脳疾患発見時は、患者様目線での丁寧なご案内を心掛けております。
「とりあえず〇〇病院に行ってください。」というような投げやりな姿勢や、
よく知らない病院へ紹介を行うことは、適切ではないと考えています。
脳の病気が見つかることは患者様にとって精神的ダメージが大きく、
泣き崩れたり、パニックになる方も少なくありません。
その場合は当院スタッフが患者様に代わって手助けを行います。
・ご家族への連絡の代行、並びにご説明
・付き添いの方へのご説明
・大病院への緊急手配、並びに容体の伝達
・病院まで行くためのタクシーの手配
これらは当院が理念とするおもてなし医療の一つです。
別途に費用をいただくものではありません。
本当は何も問題がないことが一番ですし、実際には異常所見なしの方が多いです。
しかし、たびたび脳疾患が見つかることも、また事実です。
重要なのはその事実を伝えた後のご案内だと考えます。
ここはクリニック次第で相当温度差があります。
当院では、まずは患者様に丁寧に説明を行うこと、
そして落ち着いた状態で送り出せるように尽力します。
退院後に顔を見せに来てくれる方や、お礼のお電話を数多く頂きます。
そのため、この行いには意義を感じており、今後も継続していく方針です。
真心のあるクリニックであるために。
記事監修
院長 泉山 仁
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。