こんにちは。
横浜市青葉区の脳神経外科・脳神経内科、横濱もえぎ野クリニックです。
本日はコロナワクチンの接種を迷っている方向けの記事となります。
ご自身で決断されるきっかけになれば幸いです。
接種を迷っている理由は、以下のようなものがあるかと思います。
・本当に効果があるのか
・副作用が怖い
・安全性の不安
・注射が嫌
これに一つずつ回答していきます。
1.本当に効果があるのか
コロナワクチンは本当に効果があるのか?
https://www.ymc3838.com/column/1395/
上記はワクチン接種が進んでいる高齢者とそれ以外の年代のデータです。
爆発的に感染者が増加する中で、60代以上の高齢者は顕著に増加を抑えられています。
少なくとも現段階ではコロナに対して明確に効果が出ています。
今回の収束の要因はワクチン接種が浸透してきたことも理由の一つと考えられます。
2.副作用が怖い
全ての薬には副作用があります。
それは皆さんが普段飲む鼻炎薬や、風邪薬も例外ではありません。
多くの人が接種経験のあるインフルエンザワクチンにも副作用はあります。
コロナワクチンもその例外ではありません。
コロナワクチンの場合は接種後(特に二回目)に倦怠感や発熱といった症状が見られますが
その殆どが12時間~48時間以内に治まります。
一部にハゲるといった情報もありますが、そういう方がいても不思議ではありません。
急ピッチで製品化した為、解明されきっていない副作用があることは事実です。
また、ワクチン接種後に死亡するというケースが気になるかと思いますが、
現時点で国にワクチン起因による死亡と認定された方はいません。
ですが、本当にワクチンが原因で死亡した方がいないとは限りません。
これは私たちには確認のしようがありません。
しかし、考えてみてください。
数千万人が一気に接種するのです。接種直後に亡くなる方がいないはずがありません。
ワクチンに関係なく、そのタイミングで寿命を迎える方がたくさんおられます。
ワクチンで死亡した方は、死亡したタイミングで人数にカウントされます。
僅かでもワクチン起因の可能性がある場合は報告される為、実際には起因しない方が相当数含まれます。
それを差し引いて考えたほうが良いかと思います。
3.安全性の不安
コロナワクチンは安全性が保障されていません。
これは厚生労働省も認めています。
とても正直な回答だと思います。
本来5年、10年かけて作るものを、1年も掛からずに製品化させました。
他のワクチンと比べて安全性が劣るのは当然です。
むしろ、こんな短期間で作って
「安全性は保障されている」と言われる方が不気味です。
安全性に関しては結果を見るしかありません。
現時点では世界的に見ても、特に大きな問題は起こっていない。
これが今の段階での結論です。
4.注射が嫌
注射が苦手という方は一定数おられると思います。
特にコロナワクチンは筋肉注射なので怖がるお気持ちもわかります。
実際にどのぐらい痛いかですが、正直注射を行う人の腕次第な面があります。
上手い人が打てば「何か刺さった、すぐ終わった」というレベルで全く苦になりません。
コロナワクチンの注射は量が少ないのです。
腕の中で膨れていくような感覚はなく、「プシュ」っと一押しされたら終わりです。
運悪く注射が下手な人に当たったとしても
地獄のような痛みとか、痛みで失神するとかそういうものではありません。
注射としては相当楽な部類に入るかと思います。
5.結論
結論は自分で判断するしかありません。
この事実は変わりませんが、ここまでお読みいただいた方へ
もう一つ情報をお伝えしてから締めくくります。
Q.医者はどうしているのか?自分にワクチンを打ったのか?
A.殆どの医者が打つべきだと判断し、実際に接種している。
2021年6月の段階で約9割のドクターが1回以上接種しています。
中にはワクチンを打たれない先生もいますが、全体の1割以下です。
医者は危ないものだと思ったら自分には接種しません。
その医者の大半が接種を行っています。
日本の医者はワクチンを打つことが正解だと判断したということです。
記事監修
院長 泉山 仁
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
日本脳神経外科学会専門医、日本脳卒中学会専門医
35年以上の経験を持つベテラン医師。モットーは真心のある診療。患者様にしっかりと説明を行い、よく理解してもらう事を大切にしている。気さくで親しみやすい診療が評判を呼んでいるが、実力の伴う医師である事も重要だと語る。現在もその経歴に奢ることなく勉学に励み続けている。