このような眩しくキラキラするものが、突然視界に現れた事はありませんか?
- キラキラ、ギラギラ、ギザギザする物体が見える
- その物体は同じ場所にあり、時間を掛けて動いていく
- 時間経過と共に形が変化していく
- しばらくすると消えた
- その後、頭痛が起こった(頭痛が起こらない事もある)
上記の症状がある場合は閃輝暗点が疑われます。
閃輝暗点とは?
閃輝暗点とは、視界に光の輪のようなギラギラが出たり、尖った波模様のようなギザギザが出たりする病気です。物が歪んで見えたり、文字が読めなくなったりもします。閃輝暗点は一時的な視野障害が発生し、突然視界がおかしくなります。
閃輝暗点の症状は波模様のように動くことが特徴です。症状が出ている部分は文字が読めないほど視界が悪くなるため、初めて経験する方は非常に不安になると思います。また、時間の経過と共に症状の範囲が広くなったり、移動したりします。多くの場合は60分以内に治まります。早い方だと10分程度で消失します。
また、閃輝暗点は脳の病気で起こることがあります。そのため、原因のわからない閃輝暗点は一度MRIかCTで、脳の内部を検査し、脳疾患起因出ない事を確認する事が大切です。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
閃輝暗点以外で疑われる病気
光視症
目の内部にある硝子体が、何らかの刺激を受けた場合に起こります。一瞬ピカッと光ったように感じます。症状は視界の端に出る事が多く、物理的な刺激(目の周辺をぶつける)などでも起こることがあります。
症状が出る方の一部には網膜裂孔や網膜剥離が含まれるため、眼底検査で問題がないと確認しておく事をお勧めします。
目の内部にある硝子体が、何らかの刺激を受けた場合に起こります。一瞬ピカッと光ったように感じます。症状は視界の端に出る事が多く、物理的な刺激(目の周辺をぶつける)などでも起こることがあります。
症状が出る方の一部には網膜裂孔や網膜剥離が含まれるため、眼底検査で問題がないと確認しておく事をお勧めします。
飛蚊症
視界にゴミのようなもの、虫みたいなもの、ミジンコのようなものが出ます。明るい場所で見えやすく、視界から徐々に逸れていきますが、瞬きをするとまた出現します。光と重なると眩しく見える場合もあります。
原因は硝子体の濁りです。実は飛蚊症である方は多く、よくある病気です。治療する必要はありませんが、急激に飛蚊症の症状が悪化した場合は、眼科への受診をお勧めします。
原因は硝子体の濁りです。実は飛蚊症である方は多く、よくある病気です。治療する必要はありませんが、急激に飛蚊症の症状が悪化した場合は、眼科への受診をお勧めします。
記事監修

院長 泉山 仁
・横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 院長
・日本脳神経外科学会専門医
・日本脳卒中学会専門医
平成27年 市が尾カリヨン病院 病院長
平成29年 青葉さわい病院 副院長
令和元年 横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科 開業
横濱もえぎ野クリニック 脳神経外科・脳神経内科
田園都市線藤が丘駅より徒歩8分、青葉台駅より徒歩13分
診療:要予約制 診療日:月~木曜日、土曜日
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電話番号:045-482-3800