解説サイトや、体験談から独自に対応方法を纏めました。実行は自己責任です。
⓪.水没後のNG行為
- 電源を付ける
理由:ショートの原因となる
- 充電する
理由:ショートの原因となる
- ドライヤーで乾かす
理由:浸水していた場合、急激な腐食を起こす
- iPhoneを振る
理由:浸水していた場合、内部で水が飛び散る
①.水没チェックを行う
液体侵入インジケータ(LCI)を見る。
暗くて確認しにくいため、必ずライトを用いて確認する。
確認方法は下記ページを参考に。
https://support.apple.com/ja-jp/109350
⇒インジケータが赤い場合
・iPhoneの電源を付けてはいけない。
・電源が付いている場合は切る。
⇒インジケータが赤くない場合
・iPhoneの電源を付けて、すぐにバックアップを取る。その後、通常使用し様子を見る。
・保険を掛ける場合は、バックアップ後に電源を切る。
②.内部を乾燥させる
シリカゲルとジップロックを用意し、iPhoneを入れて密封。
そのまま数日放置し、完全に乾燥させてから電源を入れてみる。
通気を良くするため、SIMトレイは抜きっぱなしで密封する。
緊急の場合はコンビニでシリカゲル入りの食品を購入して用意する。
ジップロックは密封できるもので代用可。
③.数日待ちたくない場合
- iPhone修理業者に持ち込む(非正規店)
チェック費用は数千円程度が相場。内部が濡れている場合、別途対応費用が掛かる。
- アップルストアに持ち込む
要事前予約。チェック自体は無料だが、対応してくれるかはスタッフ次第。インジケータが赤い場合は、本体交換になる場合が多い。
④.iPhone交換に掛かる費用
- Apple製品1年限定保証
⇒水没は保障対象外。
- AppleCare保証
⇒12,900円で交換可。
- キャリア保証(ドコモ,au,ソフトバンク等)
⇒キャリアとプランによるため要確認。
余談
iPhone7以降は耐水性能が高いと言われています。特にiPhone12以降は深さ6メートルでも30分耐える仕様になっています。少々水に浸ったぐらいでは簡単には壊れませんが、正直なところ運の要素もあると思います。
水没した場合は、速やかに水没チェックを行い、浸水がなければすぐにバックアップを取りましょう。赤くなっていない場合でも浸水がないとは言い切れません。仮に浸水があった場合、徐々に腐食し数日後に使えなくなるパターンもあります。